【特集】“木“から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1(MBSニュース) - Yahoo!ニュース 【特集】“木“から車ができた!?環境に優しい『セルロースナノファイバー』がすごい 鉄の5倍の強度で重さは5分の1(MBSニュース) Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
2019年の東京モーターショーに出展され注目を集めたあるスーパーカー。
実はこの車のボディは“木”でできています。
といっても、木材をそのまま使ったわけではなく、木を使った「新素材」で、その強度は鉄の5倍以上とも言われていて、しかも5分の1の軽さです。
この素材が我々の生活を大きく変えるかもしれません。
■ “木”でできた「スーパーカー」
2019年の10月24日~11月4日まで東京ビッグサイトで開催されていた「東京モーターショー」。
自動車メーカーなどが車の可能性を感じさせる近未来的な数々のコンセプトカーを出展する中、ひと際異彩を放ち大勢の来場者の目を引いていたのは、環境省のブースにあったスーパーカーでした。
この自動車を視察に訪れた小泉進次郎環境相も驚きと期待を口にしました。
「実際にボンネット持ちましたけど、片手で持てるボンネットを持ったのは初めてです。
木の国日本ですから、そこに向けても大きな希望になると思います。」(小泉進次郎環境大臣)
小泉環境大臣が口にした“木”というキーワード。
スーパーカーの内装には一部木材が使われていますが、それだけではないといいます。
一体どういうことなのでしょうか?
「このスーパーカーは木から造った車なんですね。
より正確に言うと木材の半分を占める『セルロースナノファイバー』という材料を使って“硬い軽い材料”を作る。
これでボンネットだとかバックウインドウといったところも、全部、植物由来のセルロースナノファイバーという材料で作っています」(製造に携わった京都大学 矢野浩之教授)
「セルロースナノファイバー」とは、樹木などの植物に含まれる非常に細い繊維のことです。
その単位は数10nm(ナノメートル)、髪の毛の数万分の1という細さです。
セルロースナノファイバー材料の作成工程はこうです。
木材のチップを加工し、紙の原料となるパルプを作成。
このままだと、強度はほとんどありません。
このパルプをさらに特殊な薬品でほぐし、セルロースナノファイバーの密度を上げることで、鉄の5倍の強度を持ちながら、5分の1の軽さの材料となるのです。
「セルロースナノファイバーを使った材料を使うことで、この車にして2割くらい軽量化ができている。
それで燃費が1割くらい向上する。その分CO2の排出が減る。だから“環境省の造る”スーパーカーなんです。」(京都大学 矢野浩之教授)
■ 生産から利用、廃棄まで…環境に「すごく優しい素材」
京都大学の矢野浩之教授は、京都大学・宇治キャンパスの木に囲まれた穏やかな雰囲気の研究室で約40年間、セルロースナノファイバーの研究を続けています。
軽くて頑丈、原材料も植物でリサイクルも可能と、理想的な素材とも思えるセルロースナノファイバー。
MBSが2005年に取材した際には、セルロースナノファイバーを透明にする加工技術を用いて、紙のように薄いディスプレイを研究。
大手メーカーとも協力して、発光するところまで開発を進めるなど、長年、この素材の活用方法を模索してきました。
「一番資源として豊富なのは木ですが、竹や稲わら、あるいは水草、キュウリやレタス。植物は皆セルロースナノファイバーでできている。
(植物の中で)作られるときは大気中の二酸化炭素を吸収してくれて、廃棄にあたっては、うまく分解してくれるし、燃やしてエネルギーとして使うこともできる。
生産から利用、廃棄にわたってものすごく環境に対して優しい材料だろうと」(京都大学 矢野浩之教授)
しかし、課題もあります。
量産するのに莫大なコストがかかってしまうのです。
「プラスチックの中に混ぜて強度を上げたいというニーズが一番多いんですが、結構大変」(京都大学 矢野浩之教授)
■ 「京都プロセス」で製造コスト10分の1にカット
そこで矢野教授ら京都大学と京都市産業技術研究所などの研究で発見されたのが、「京都プロセス」と呼ばれる加工方法でした。
☆続きはソースでご覧ください
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00010000-mbsnews-sctch
(出典 amd.c.yimg.jp)
(出典 amd.c.yimg.jp)
>>1 強度は鉄の5倍以上とも言われていて、しかも5分の1の軽さ
鉄と同じ重さの量なら25倍以上の強度なのかな?もし、同じ量で5倍の強度なら詐欺
燃えたらあかんのでは
>>2
ふむ、難燃材しか使えないはず。
シートですら製造過程で綿使用工場は避けられてる。
>>2
鉄のでさえ火災事故多発してるのに
これはなぁ
アピールにはいいけど使う相手間違ってる気がするね
>>2
基本的にはプラスチック
難燃剤を添加するから難燃性にできる
というか、今の車で繊維強化プラスチックを使ってない車なんて無いだろ
カーボン繊維がセルロール繊維に置き換わっただけ
大丈夫、韓国がすぐ自力で開発生産してくれる
>>3
技術を教えてもらって作れるようになったら
独自技術とか言い出すからな
独自の意味が分かってない
>>34
その最初の「教えてもらう」事には抵抗無いのかね?
虫食いとか起きないの?(´・ω・`)
>>4
シロアリにやられるかもなw
ボンネットだけの話だし、それもあれこれ混ぜまくって木なのかなんなのかわからんレベルだし
> “木”でできた「スーパーカー」
ダイヤモンド装飾された時計を「ダイヤモンドでできた時計」って言ってるのと同じ
バカバカしさに腹が立つ
>>14
ボンネットだけじゃ2割も軽量化できんだろ
ボディのかなりの部分も新素材だと思う
ttps://minsaku.com/category03/post231/
ジャップ
は木でむりやり戦闘機作ってたよなw
>>18
車どころか木で水車すら作れなかった民族が何だって?
>>18
イギリスも作ってたぞ
>>18
イギリスの木製戦闘機は大成功
お前ら勘違いすんなよ
同じ重さ辺りに占める強度であって
同じ体積に占める強度ならもちろん鉄の方が強いんだよな
>>22
つまり鉄と同じ強度の木製車は大きくなるわけた
すでに軽量素材としては
カーボンがあるけど
カーボンより強度あるの?
>>28
カーボンはパキパキ音が凄い
>>32
カーボンシート貼って
なんちゃってカーボンにする
やつが多いくらい大人気
>>28
カーボンの方が強そうだけど、十分軽いし強いんじゃないか
> 炭素繊維の特長は、何と言っても軽くて強いこと。比重が1.8前後と鉄の7.8に比べて約1/4、アルミの2.7あるいはガラス繊維の2.5と比べても有意に軽い材料です。
> その上に強度および弾性率に優れ、引張強度を比重で割った比強度が鉄の約10倍、引張弾性率を比重で割った比弾性率が鉄の約7倍と優れています。
http://www.torayca.com/aboutus/abo_001.html
強度があってもショックを吸収できなきゃダメなんじゃない?
>>39
相手の車や物体が吸収してくれるから大丈夫!
軽過ぎるとダウンフォース足りなくてル・マンのBMWみたいに飛びそう
>>53
プロペラ機の時代には実際にあったけど、木製飛行機なんかもいいねえ。
>>53
ダウンフォースは空力だろ
車重とは関係ない
吸水性があったりして
雨降ると重くなったり?
>>55
完全にナノファイバーになれば吸湿性はないけど、わざと部分的にナノファイバーにして吸湿性を残すという手もあるのよね。
ニッチな重要しかなくとも、そういうのが欲しいという業界はあると思う。
>>60自己訂正
×重要
○需要
>>60
住宅用建材かな
ちなみに今まで日本人が実用化してきた素材の一部を紹介
・カーボンナノチューブ、PAN系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維
・セルロースナノファイバー、マイクロファイバー、ビニロン
・超々ジュラルミン、超高張力鋼
>>64
マイクロ化した炭素繊維の粉ヤバいの次はセルロースヤバいになる?
なんで木だと環境にやさしいんだい?
>>71
そのへんに置いといても数ヶ月で自然に帰るとか?
ようするにプラスチックの進化系って事じゃないの?
プラスチックは樹脂って言うよね~
>>78
プラスチックは合成樹脂の略で使われてたりしない?
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