下校中の9歳の女の子を車で尾行し、車内に連れ込んでわいせつな行為をした41歳男の裁判。
強制わいせつの前科がある被告は「自分は足フェチ、きれいだとグッとくる」と法廷で語り
裁判官は「物理的に犯罪ができない状況をつくるよう」諭し、実刑判決を言い渡しました。

強制わいせつの罪で判決を受けたのは、黒部市の無職・村田貴良被告（41）です。
判決によりますと、村田被告は2023年6月、県東部で1人で下校していた9歳の女子児童を車で尾行して車内に連れ込み
下半身を触らせたり、女児の太ももを触るなどのわいせつな行為をしたとされています。

これまでの裁判によると、村田被告は下校中の女児が人通りの少ない道に行くまで
車で何度もUターンを繰り返しながら尾行。周囲に人気がなくなったタイミングで「車に乗らないか」と声をかけました。
女児は村田被告を“じいちゃんの友達”だと思い、車に乗り込むと、村田被告は「足長いね、足細いね」と声をかけ、わいせつ行為に及んだということです。

村田被告は被告人質問で「自分は足フェチで、きれいだとグッとくる。（女児の）脚に見惚れて、成人女性の脚を想像してしまった」と話しています。
（これまでの裁判の詳細はこちら）

きょうの判決公判で富山地裁の本多進裁判官は「女児の恐怖は相当強く
今後の成長への影響も懸念される。被告は強制わいせつをするために車で女性を探しに行っていて
子どもなら通報されにくいと考えて女児を選ぶなど計画的で強い犯意に基づく犯行」だと指摘。

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Yahooニュース 2023/09/28
https://news.yahoo.co.jp/articles/faae5a0b6d244f5a1626a5c1ead1b3e62263112a